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住宅ローン② 「車のローンがあっても大丈夫?」

2022/09/16

皆さんこんにちは、自称アクティブスタッフNです。
先日、全国健康保険協会というところからメタボリックシンドロームのリスクが高い方を対象とした、「特定保健指導のご案内」なる書類が私宛に届きました。
仕事も遊びも食事も全力で向き合ってきましたが、食事との向き合い方が間違っていたのでしょうか...保健師・管理栄養士さんが来て健康サポートの面談をしてくれるみたいです。
相談できる環境がある、相談できる人がいるって大事なことですよね。

という事で、今日は私がよく受ける相談についてです。

以前ブログで、「一体いくら借りられるの?」という借入可能額のお話をさせて頂きましたが、お客様からよく「車のローンが残ってるんですけど審査に関係あります?」「車を買い替えようと思っていますけど大丈夫ですか?」という相談を受けます。
そんな住宅ローン以外の借入と返済比率の関係を解説したいと思います。

以前のブログのおさらいを簡単にしておくと、
住宅ローンの借入は、年収に対する返済比率に収まるように計画をしましょう。
という事でした。

返済比率に収まるとは、年収に対する住宅ローンを含むすべての借入の総返済額が規定比率に収まっているかなので、借入がある場合と、ない場合では審査結果が大きく変わると思ってください。
実際どのくらいの違いがあるかを見てみましょう

※使用アプリ 資金計算M

このように借入のないAさんと、車のローンのあるBさんでは審査結果に1,000万円近い差が出ることになります。

さすがに1,000万円も借入可能額が変わると、思い描いた計画から大きく変わってしまいますよね。車のローンが200万円残っているから、住宅ローン借入可能額が200万円少なくなるという単純計算にはならないのです。これが住宅ローンを組む前に、車等のローンを組むことは控えた方がいいと言われる理由です。

それでは、すでに車などの借入がある場合はどうしたらいいのでしょうか。

①住宅の頭金を車のローンの繰り上げ返済に回す
住宅ローンの金利よりもオートローンの金利の方が高いので、選択肢としては有りかと思います。

②車のローンをまとめられる金融機関で審査をする
金融機関の中には、車のローンを住宅ローンにまとめられるところもあります。ただし、いろいろな条件があるので、適応できるか等はしっかり確認が必要です。
特にこれは、やり方を間違えると住宅ローンの不正利用となり、全額一括返済を求められる可能性もあるので気を付けてください。

フラット35のHPに注意喚起がありますので、リンクを張っておきます。
リンク先 住宅金融支援機構 【フラット35】の不正利用に巻き込まれないために
https://www.flat35.com/guide/caution/index.html

私の知識や実際の経験としてあるのは、

× 新たに車を購入するための資金を住宅ローンでまとめて借りる
○ 既にある車のローンを、住宅ローンを利用する金融機関で借り換えた
○ 既にある車のローン残高を上乗せして住宅ローンを借りて、その資金で車は全額繰上げ返済した

という事から、既にあるローンに関しては対応策がありました。
ただ、3か月以上の支払い実績が必要とか、金利面等、条件が金融機関によって違いますし、何よりこれができる金融機関は数少ないので、住宅ローンの知識・経験が少ない営業マンだと、そんな金融機関があることすら知らない可能性もあります。
私自身、2つの金融機関しか頭に浮かびません。

借入がある場合と、ない場合で、審査結果を全く同じにすることはできませんが、先ほどのAさんBさんのような1,000万円の差は、埋めるやり方はあるので、抱え込まないでくださいね。
ただ、車のローンに限らず、カードローンなども当然返済比率に関わりますし、携帯電話も機種代金を分割にされている方も多いと思いますので、返済比率ギリギリで計画をたてることは気を付けましょう。
アプリやネットで自分でも計算ができるとは言え、やっぱり経験のある担当者に相談する方がいいので、借入のある方も、ない方も住宅ローンの事はお近くのフラリカ加盟店スタッフまでお気軽にご相談ください。

とりあえず私も保健師・管理栄養士さんに相談しようかと思います。