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無垢床塗装サンプル作り

2023/02/10

皆さんこんにちは。手先の不器用さには自信のあるスタッフNです。
工作物は昔から苦手で、プラモデルはちゃんと説明書を見ながら作っても、部品が余ることが多々ある感じでした。そんな私に家族は「不器王」という称号をつけてくれました。
今回その「不器王」のポジションを返上すべく、ちょっとしたチャレンジ企画を。

そのチャレンジとは、「無垢床塗装チャレンジ」です。
床材の選択肢として、無垢の床は非常に人気があります。
「Fularika 」“MORI NO IRO”モデルハウスでも、無垢材で「あずみの松」を使用しています。
樹種によって室内の雰囲気も変わり、自分たちに合った樹種を選ぶのも家づくりの楽しみの一つとなります。
そして無垢床には、あらかじめ塗装された「塗装品」と、あとから色を付ける「無塗装品」があり、色の選択も楽しめるのがポイントです。
今回の無垢床塗装チャレンジでは、カタログで色を見るだけではわかりにくいので、実際に無塗装材に塗料を塗って「塗りサンプル」を作ります。

塗料にもいろんな種類がありますが、今回はリボス自然健康塗料のカルデットという浸透性着色オイルを使用してサンプルを作ります。
カルデットは天然成分の亜麻仁油が主成分で、木材保護と紫外線保護効果を発揮してくれるようです。
全10色の中から今回はこの4色をピックアップしてサンプル小瓶を取り寄せました。

チーク・ウォルナット・オーク・ローズウッドです。

ローズウッドのサンプル小瓶の蓋がめちゃくちゃ固くて、「フンッ!!」って開けたら、やっちゃいました...めちゃくちゃこぼしました。
「自分、不器王ですから...」

え~っと...知らない人も多いであろう古いネタは置いといて、塗り方は非常に簡単です。ウエスに直接塗料を染み込ませて、こんな感じにゴシゴシしました。
これはチークを塗ってるときですね。

1回塗ったら乾かして、半分くらいのところにマスキングテープをして、半分にだけ2回目の塗装をします。重ね塗りをすると同じ色でも結構な違いが出るんです。
そして、また乾かして、マスキングテープを外して完成。
こんな感じに仕上がりました。結構いい感じじゃないですか?

左からウォルナット、チーク、オーク、ローズウッド、無塗装となっております。
それぞれ上が2回塗り部分です。
浸透性のオイルは、木の質感をしっかり残してくれるので、無垢の良さを活かしてくれるおススメ塗料です。

今回は「杉」の無塗装材を使いましたが、樹種によって色の入り方が若干違うので、機会あれば第2回をやってみたいです。
こぼさずにいけたら「不器王」返上という事で。
いつになるかわかりませんが、またその時はUPします。