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彩時季 -10月-

2022/09/30

皆さん、こんにちは!
「Fularika」スタッフKです。

今回の台風15号による被災や、断水等による不自由な生活を強いられておられる方々に、
心よりお見舞い申し上げます。
災害支援・復旧に尽力されている方々のご苦労も多いかと思いますが、
皆さんが一日でも早く元の生活に戻れることをお祈りいたします。

今月も“MORI NO IRO”~OUTDOOR STYLE DESIGN~と共に
野山で撮った写真をお届けします。

10月になると花はずいぶんと少なくなり、
扉写真の野菊のようにサイズも小ぶりなものが多いように感じます。
夏の花が名残惜しく咲いているのも見かけますね。
標高が高い山からは紅葉の便りも届くようになり、
もっとも野山が賑やかになる季節に向かいます。
皆さんも新緑より紅葉でしょ?(笑)

つゆ草は10月の花では無かったはずですが、
残暑が厳しい9月よりも気温が少し落ち着いた10月初旬の方が
キレイに咲きそろっているはず(たぶん)。
花を採集して草木染の染料にするそうですが、
とても小さいのでどのくらい必要なのだろうと心配になります。

庭のレースラベンダーとバッタ君
四季咲きなので春と秋の2回
楽しませてくれます。
香りはラベンダーのそれではなく
独特な香りなので、買われる方は要注意!
個人的にはゼラニウム系の香りだと思っています。
※ゼラニウムラベンダーと言うのもありますがね

マツムシソウと食事に忙しいモンシロチョウ
秋を代表する山野草ですね。
時々野山で群落を見ることがありますが、
最近はシカの食害でずいぶんと少なくなりました。
園芸種もとても多いのですが、
野山に群落で咲いている姿は一見の価値があります。
八ヶ岳の麓、標高1300mくらいの場所で撮りました。

富士山に近い湖畔の散歩道
緩やかな風にたなびく水面が紅葉の色を映すのももうすぐ。
この蝶って冬越せたかなぁ?
成虫で越冬できるのはとても少ないはず、
もう次の世代へのバトンタッチなのかもしれませんね。
忙しそうに飛び回り、なかなか近づいてくれない。
人間にかまっている時間は無いのですね。

ススキ野原
紅葉の山々は華やか 。こちらは晩秋の寂しさが美しい。
十五夜の頃の若いススキもいいけど、
枯れ野原になっても楽しめるのがススキの良い所。
”老いてなお美しい”
写真は10月中旬、標高1700mの高原台地。
平地より1ケ月以上早い初冬の景色です。
市街地や郊外では少し前まで繁殖力の強い外来種の
”セイタカアワダチソウ”の陰に隠れていたけど、
いまやこちらが主役に返り咲いています。

さてさて、10月11日から全国旅行支援がスタートします。
泊りで観光に出掛けることも無い最近ですが、
これを利用しながら経済を回してゆくのも大切なのかもしれませんね。
非日常を楽しむのは明日への力になるはず。
コロナにも気を付けながら楽しんでください。

来月は花もさらに少なくなるので、紅葉も織り交ぜてお届けしようかなと思います。
寒くなってくると趣味の”焚火”の本格シーズンになります。
しかし火の始末にも気が気でない季節でもありますね。
そちらもいつか書きたいと思います。