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住宅ローン「一体いくら借りられるの?」

2022/07/22

皆さんこんにちは。ブログ初投稿で緊張気味のスタッフNです。
ブログを通して皆さんに役立つ情報を発信していきたいと思います。
さて、前回のブログでスタッフSが10月から適応されるフラット35の新制度に関して触れておりましたが、今回は「住宅ローン」についてよくある疑問をスタッフNがスピード解決したいと思います。
先に言っておきますが、実は私、住宅ローンに関しては「超マニアック」です。住宅ローンを語りだすと止まらないので、今日はブレーキをかけながらお話しさせて頂きます。

それでは早速ですが、今回の疑問は、「自分が一体いくら借入ができるのか?」 です。
便利な世の中になったもので、この計算が“あっ”という間に出来てしまうのです。
計算をする前に、聞きなれない用語も出てくるので、少し解説を交えながら進めます。

1. 返済比率とは

ローン審査に欠かせないワードとして必ず出てくるのが、「返済比率」です。
返済比率とは、全ての借入に対する年間の総返済額が年収の何割にあたるかを表したもので、金融機関は、収入 < 返済額 という計画にならないように、返済額は所得の何%以内に収まるようにと、上限を決めて融資をします。
ただ、その上限ラインともいえる返済比率の設定は25%~40%と金融機関によっても異なり、多くの金融機関がオープンにしていません。
今回は、オープンにしているフラット35の下記の表をもとに計算をしたいと思います。


※返済比率の計算には住宅ローンだけではなく、自動車やカードローン等の返済も含まれます。


2. 返済比率の計算

それでは返済比率30%以下、35%以下とはどういう事なのか、実際の例を用いて計算をしてみます。

●Aさん 年収390万円 ⇒ 400万円未満なので返済比率30%以下
390万円 × 30% = 117万円
年間の総返済額が117万円以下、月97,500円以下に収まる返済計画

●Bさん 年収400万円 ⇒ 400万円以上なので返済比率35%以下
400万円 × 35% = 140万円
年間の総返済額が140万円以下、月約116,000円以下に収まる返済計画

これでAさん、Bさんの返済比率30%・35%を金額に変換できました。


3. 借入可能額を計算

最後に、返済額がAさん97,500円(返済比率30%)、Bさん116,000円(返済比率35%)以下に収まる計画とは、いくらの借入を意味するのかを計算してみましょう。
といっても、この計算は普通の電卓では難しいので、アプリを使って計算をしてみました。


部分を入力すると、部分が自動で計算されます。
※審査金利はフラット35の2022年7月金利で計算してあります。
ちなみに今回は「資金計算M」というアプリで計算しました。


こちらのサイトで簡単に計算をすることが出来ますので、是非試してみてください。
住宅保証機構株式会社 https://loan.mamoris.jp/

本当に“あっ”という間に計算できて、今までの説明いる?って思う方もいらっしゃるかと思いますが、答えだけを知るのではなく、単に数字として捉えるのではなく、毎月自分自身が支払う金額としての理解をしてもらいたくて細かい計算例を交えさせて頂きました。

今回はフラット35を例に計算をしましたが、金利や返済比率は金融機関によって異なるので、どこの金融機関がどんな条件で審査をしているかなど、フラリカ加盟店の担当者は、住宅ローンの不安や疑問にしっかりお答えしますので、安心してご相談ください。