万博体験記 -パビリオン予約システム編-
みなさんこんにちは。
ミーハースタッフNです。
話題の大阪・関西万博に行ってきました――――。
ちょっと気になるけど、行くまでは...という方が多いので、
行ってきたと言うと、いろいろ質問され、人気者になった気分です。
という事で、今日は万博の個人的感想をお話ししたいと思いますが、
長くなるので2回に分け、今回は「並ばない万博」を掲げた予約システムを、
ピックアップしていこうと思います。
会場が広いので、人混みが凄くて...という印象はありませんが、
平日にもかかわらず、結構な人、人、人...でした。
チケットごとに入場時間を分けていて、私は9時入場のチケットです。
さっそくですが...
並びました。
と言っても、長時間並んだという事はなかったので、全然問題なし。
入場ゲートを分けたり、時間帯を分けたり、パビリオンも事前予約したり、
並ばないために、混雑を減らす工夫があるのはいいですね。
ただ、この予約システムが私を苦しめた...
パビリオンは、専用アプリから下記のタイミングで予約申し込みをします。
1 2ヶ月前(抽選)
2 7日前(抽選)
3 3日前からの空枠予約(先着)
4 当日予約(先着)
ただ、この抽選が全然当たらない...
私は7日前抽選に4つくらい申し込みをして、1つ当選しました。
まわりの人に聞いたら皆さん全滅だったので、この当選も結構すごいっぽい。
3日前からの空枠も、サイトが混雑しすぎていて、
サイトに入るのに多い時では2,000人くらい待機していて、
待機時間の目安が1時間以上となっていたりします。
もちろん常にと言うわけではなく、数分で繋がるときもあります。
とは言え、繋がっても空枠がなく、
何度も試しましたが、結局一つも取れませんでした。
残すは当日予約のみです。
これは入場して10分後から申し込みができるシステムらしく、
入場後、いざトライ!
3日前の空枠と違い、直ぐに繋がります。
各国パビリオンの隣に混雑具合を示す〇△✖の印がありますが、ほとんどが✖です...
〇は一度も出現しませんでした。
まれに△が出現するので、タップするとそのパビリオンの時間選択ページに移動します。
その時間枠の隣に先ほどと同じように、〇△✖がついています。
予約できる枠が、10分程度のかなり細かい間隔で設けてあるので、
何だかいけそうな気がしますが、ほとんど✖印です。
〇や△の時間枠を探して予約を申込むというシステムです。
私は、この当日予約にかなり翻弄されました。
アプリの使い方が悪いのか、みんなも同じ苦労をしたのかわかりませんが、
私が苦労した点をいくつか挙げます。
・時間の絞り込みができなかった
先ほど申し上げた通り、各パビリオンの予約は、混雑を避けるためか、
10分程度の間隔で予約枠を設けています。
それはいいことですが、△印のついたパビリオンを見つけても、
何時何分の枠が空いているかを確認するには、
各パビリオンの詳細ページに移動しないといけません。
移動しても、希望の時間が✖というのがほとんどでした。
・先着の厳しさ
当日予約は、空枠が出次第、その都度先着で受付ける仕組みです。
そのため、頻繁にアプリを開き、△印のパビリオンがないかのチェックが必要です。
△印のパビリオンを見つけたら、急いでタップします。
そして次のページで、希望の時間帯に△印を見つけたら、急いでタップします。
そして最後のページで、急いで申込みをタップします。
この3つのタップをライバル達より先にする必要があります。
なので、△印の時間帯を見つけても、一瞬でも考える時間をとると負けます。
ちなみにネットで調べてみたら、
私の行った5/28日のライバル(来場者数)は、144,000人となっていました。
入場してからスマホを触りっぱなしで、何十回試したかわかりませんが、
結局一つも予約が取れませんでした。
・少し戻りたいだけなのに
これが一番私を苦しめました...
今回の当日予約で重要なのは、タイミングとスピードです。
アプリを開いたタイミングで、たまたま空きがあるか、
空きがあった時に、ライバル達より早くタップできるかですが、
厄介なことに、アプリでパビリオンの検索をすると、
初期画面に表示される数は、たくさんあるうちの5つくらいです。
スクロールしていくと、下部に「さらに見る」的な部分があるので、
タップするとまた5つくらい追加で表示されます。
そのため、全部のパビリオンを表示させるには、
何回か「さらに見る」ボタンをタップする必要があります。
その中から△印のついたパビリオンを探し、
そしてさらに、△印のついた時間帯を探し、
さらに、ライバル達より早くタップするわけです。
せっかく見つけた△パビリオンも、希望の時間枠が✖だったら、
パビリオン一覧に戻って、また探しなおす。
基本的に、この繰り返しなのですが、
「パビリオン一覧に戻る」をタップすると、心折れる光景が待っています。
「さらに見る」を繰り返し、全部表示させたページではなく、
初期の5つくらいの表示しかないページまで戻ります...
えぇ―――、ここから?って思っちゃいます。
常に振り出しに戻る感が、予約までの道のりを遠く感じさせます。
と言う感じで、気がつけば造形美豊かな万博の建築物ではなく、
スマホの画面にバッキバキの視線を送り続けていたので、
これは良くないと思い、予約は諦め建築物として外から楽しみました。
それでもこの仕事をしているせいか、十分楽しかったです。
これから万博に行かれる方もいらっしゃると思うので、
予約難民にならないように、何点かポイントを。
・2ヶ月前予約から利用しましょう。
・3日前空枠予約は、ギリギリではなく3日前から利用しましょう。
・当日予約は、考えるより前にタップ。予約が取れたら考えましょう。
・見たいパビリオンと言うより、△を見つけたらとりあえず予約しましょう。
私は時間の都合上、9時から13時半までしか滞在できなかったので、
余計に予約がとりにくかったと思います。
朝から夜まで滞在できれば、それなりに回れるかもしれないですね。
という事で、今回はパビリオン予約システムで苦労したという話でした。
少しでも参考になれば、苦労も報われます。
次回は、入館できた貴重なパビリオンの感想をお話ししたいと思います。