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シンボルツリーの話

2022/10/10

皆さん、こんにちは!
「Fularika」スタッフKです。

ノーベル賞の季節、連日様々な方の予想や受賞報告で賑わっていましたね。
皆さんはどのカテゴリーに興味がありますか?
いつもニュースになる「村上春樹さん」の文学賞受賞は今年も叶いませんでしたね。
私は1982年に彼の処女作(出版は1979年)を読んで以来のファンではあります。
その作品の冒頭にある一節、「完璧な文章などといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね。」はいまだに私の心をとらえて離さないのですよ。
来年はどうなるのでしょうかね。

さて、タイトルにシンボルツリーとあるのでそちらの話を!
自宅のウッドデッキに「檸檬」の鉢植えがあります。

今年は8個の実がなっています。
収穫は10月後半くらいかなぁ 楽しみです。
実は昨年の収穫後の手入れを怠っていまして、春の花の時期に栄養不足が露呈して雌しべの無い花が多く咲きました。
当然、結実することなく散ってしまいました。ちゃんとしていれば倍以上の実がなったはずなのに。←反省です

「檸檬」と言えば冒頭の文学つながりで「梶井基次郎」ですよね。
三島由紀夫曰く、「日本の短編の最高のもの」だそうです。
読んだことが無くても、年長者の方々には「さだまさし」の「檸檬」、最近では「米津玄師」の「Lemon」が、この作品の影響を受けていると聞けば興味湧きますかね?
ふたつの曲からは文学的な匂いがプンプンしますね。
このお二方はかなりの読書家なんだろうなぁと思ってしまいます。

出版当時は舞台となった京都の丸善書店に檸檬を置いていく人が絶えなかったそうです。場所は違いますが、以前、東京・神田の書店で檸檬が無造作に平積みの本の上に置いてあったのを見たことがあります。
きっと文学好きの大学生が真似をしたのではないかと。
私はさだまさしの「檸檬」の様に「聖橋」から檸檬を放ってみたい。
でも不法投棄ですね。← 良い子は決してマネしないように

さてこの鉢植えの檸檬ですが、地植えにしようかと思っています。
我が家には既にシンボルツリーのギンモクセイがありますが、地植えにして数年たてば立派な存在感を発揮してくれそうな気がします。

皆さんの庭にはシンボルツリーありますか?

これから新築やリフォームで庭を検討される際に考えてみてはいかがでしょうか?
高木から中低木、針葉樹や落葉樹、花の美しい木、そして檸檬の様に実のなる木、
選択肢はたくさんありますね。
せっかくだからって庭をブルーベリーだらけ(その数30本以上)にしたお施主様もいらっしゃいました。いまでは居ながらにしてブルーベリー園です!(お子さん大喜び)

そうそう、数年前の台風で倒れてしまったジューンベリーの二代目の苗も買いました。

根元からポッキリ 倒れてしまいました

そんなこんなでしばらくは庭仕事に追われそうな気がしています。
合間を縫って、私も読書の秋しなくては!
皆さんもどうぞ!

そういえば スタッフAさんは本読んだのかなぁ(ブログ9/23 秋の訪れ)