酷暑に備える家づくり

こんにちは、FularikaスタッフOです。
暦の上では立秋を過ぎたというのに、秋風の気配どころか纏わりつくような熱風に覆われて参りますね。
2020年に静岡県浜松市で最高気温41.1℃を記録したとき、静岡県中部に住む私は、
え?あの浜松でそんなに高温になることあるの?
と、かなり驚いたことを覚えています。
静岡はおおむね温暖で過ごしやすい気候なので、猛暑とは無縁だという印象でした。
しかし、今年は8月6日に静岡市の気温が41.4℃まで上昇。
北海道ですら40℃超えを観測し、8月5日には、群馬県伊勢崎市が41.8℃となり日本歴代最高を更新するなど、異常な暑さになっています。
4、5年前までは、エアコンがない私の寝室でも窓全開+扇風機で一晩乗り切れていましたが、さすがに近年は夏の間だけタオルケットを持ってエアコン付きの部屋に移動して寝るノマド様式にしています。
寝苦しさが続くと日中の体調にも影響が出ますよね。
疲れを取るためには睡眠が大切ですが、
昼間に高温環境にさらされると体温がうまく下がらず、更に夜間に体が十分に冷却されないと、睡眠の質が低下してしまうそうです。
夏の熱中症の約4割は夜間に発症しているというデータもありますから、家の中でも対処が必要です。
残念ながら、酷暑が当たり前になってしまったいま、
この気候のなかで安心快適に暮らすには、家そのものの性能を見直す必要があるのかもしれません。
新築住宅をお考えの際には、こうした健康面への配慮を含め、暑さ/寒さの対策もご検討ください。
例えば、壁・屋根・床に高性能断熱材を使い、窓やドアといった開口部には複層ガラスと樹脂サッシを採用することにより、外からの熱侵入を抑えられます。
また、ZEH(ゼロエネルギーハウス)仕様にすれば、高断熱や高効率設備でエネルギー消費を抑え、太陽光発電などで電力を創ることで、省エネと快適性の両立を目指せます。
そのほかにも、熱がこもりにくい間取り、通気性のよい寝室の配置、昼間の遮光設計、遮熱素材の建材や省エネ性能に優れた設備の提案など、住まいづくりのプロからアドバイスできることがたくさんあります。
異常気象への備えが住まいの設計にも今まで以上に求められています。
Fularika加盟店にぜひご相談ください。
