クローンをつくる
皆さんこんにちは、スタッフNです。
本格的に暖かくなってきて、春到来と言った感じですね。
入学や入社等、新しい環境でのスタートに心が踊る季節です。
私も、今年こそはお花見をしようと心を踊らせましたが、
桜満開もあっという間に過ぎ去り、
今年も、「来年こそは...」と誓う事が、ルーティーン化してきました。
それにしても桜って開花宣言されたり、桜前線なんて言われたり、
他の花にはない特別な扱いを受けていますよね。
という事で、桜の事を少し調べてみました。
現在日本には、600種類以上の桜があると言われていて、
分類方法も様々なので、正確には数えきれないレベルらしいです。
とは言え、それらは元をたどれば11種類の「基本野生種」から生まれており、
突然変異や、花期が重なり自然交配等を経て、増えていったようです。
私たちにとって一番身近な桜は、ソメイヨシノという品種で、
桜並木と言うと、このソメイヨシノが並んだ道をイメージしますが、
そこらで見かけるこのソメイヨシノですが、実は1本の木が原木となり、
すべて接ぎ木で増やされた「クローン」との事。
あんなにたくさんあるのに?って思っちゃいますよね。
ちなみにその原木は、ゲノム解析をしてルーツをたどると、
上野公園にある「管理番号133」のソメイヨシノというのが、有力な説との事です。
その原木とやら、見てみたいですね...
いや、ごめんなさい。そんなに見てみたいというわけでもないです...
近所の桜ですら見に行かないのに...見栄をはって大人ぶりました。
ちなみに、桜の事を調べると言いましたが、
クローンと言う衝撃に、私の関心が別の方面へシフトしました。
すべて接ぎ木でソメイヨシノを増やした...?
接ぎ木ってそんなに凄いの?
という事で、接ぎ木とは少し違いますが、実験企画発動です。
事務所には、当時から姿カタチのかわらないフェイクグリーンと、
愛着を持って育ててきたリアルグリーンがありますが、
リアルグリーンがボサボサになってきて、
当時の可愛らしさがなくなってきました。
剪定しなきゃとは思っていましたが、
みずみずしい緑を切ることに抵抗があり、放置状態でした。
いい機会なので、一部切って別の鉢に挿し茎してみました。
その原木ならぬ原緑がこちら、
なんという名前の品種か知りませんが、私は「まるお君」と呼んでいます。
こちらは、長い茎が特徴的な「貞子さん」
この2種を一部切って、ちょうど空いていた小鉢に挿し込みました。
これから始まる新しい環境(鉢)での新生活に、心が踊っていることでしょう。
これもクローンになるんですかね?
どんな成長が待っているか楽しみです。
いつか機会があれば、成長報告をします。
という事で、
仕事上で自分の分身を作りたいと思う事も多々ありますが、
体の一部を切って植えても生えてこないと思うので、
切らずに、個性のある1人として今年度も頑張ります。