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クローンをつくる

2025/04/11

皆さんこんにちは、スタッフNです。

本格的に暖かくなってきて、春到来と言った感じですね。
入学や入社等、新しい環境でのスタートに心が踊る季節です。

私も、今年こそはお花見をしようと心を踊らせましたが、
桜満開もあっという間に過ぎ去り、
今年も、「来年こそは...」と誓う事が、ルーティーン化してきました。

それにしても桜って開花宣言されたり、桜前線なんて言われたり、
他の花にはない特別な扱いを受けていますよね。
という事で、桜の事を少し調べてみました。

現在日本には、600種類以上の桜があると言われていて、
分類方法も様々なので、正確には数えきれないレベルらしいです。
とは言え、それらは元をたどれば11種類の「基本野生種」から生まれており、
突然変異や、花期が重なり自然交配等を経て、増えていったようです。

私たちにとって一番身近な桜は、ソメイヨシノという品種で、
桜並木と言うと、このソメイヨシノが並んだ道をイメージしますが、
そこらで見かけるこのソメイヨシノですが、実は1本の木が原木となり、
すべて接ぎ木で増やされた「クローン」との事。

あんなにたくさんあるのに?って思っちゃいますよね。
ちなみにその原木は、ゲノム解析をしてルーツをたどると、
上野公園にある「管理番号133」のソメイヨシノというのが、有力な説との事です。
その原木とやら、見てみたいですね...
 
いや、ごめんなさい。そんなに見てみたいというわけでもないです...
近所の桜ですら見に行かないのに...見栄をはって大人ぶりました。

ちなみに、桜の事を調べると言いましたが、
クローンと言う衝撃に、私の関心が別の方面へシフトしました。
すべて接ぎ木でソメイヨシノを増やした...?
接ぎ木ってそんなに凄いの?
という事で、接ぎ木とは少し違いますが、実験企画発動です。

事務所には、当時から姿カタチのかわらないフェイクグリーンと、
愛着を持って育ててきたリアルグリーンがありますが、
リアルグリーンがボサボサになってきて、
当時の可愛らしさがなくなってきました。
剪定しなきゃとは思っていましたが、
みずみずしい緑を切ることに抵抗があり、放置状態でした。
いい機会なので、一部切って別の鉢に挿し茎してみました。

その原木ならぬ原緑がこちら、

なんという名前の品種か知りませんが、私は「まるお君」と呼んでいます。

こちらは、長い茎が特徴的な「貞子さん」

この2種を一部切って、ちょうど空いていた小鉢に挿し込みました。

これから始まる新しい環境(鉢)での新生活に、心が踊っていることでしょう。
これもクローンになるんですかね?
どんな成長が待っているか楽しみです。
いつか機会があれば、成長報告をします。

という事で、
仕事上で自分の分身を作りたいと思う事も多々ありますが、
体の一部を切って植えても生えてこないと思うので、
切らずに、個性のある1人として今年度も頑張ります。