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小さな世界旅行

2025/03/14

皆さんこんにちは。旅する営業スタッフNです。

週によって真冬だったり、初夏並みの気温だったり、着飾るに忙しい3月ですね。
それにしても、目の中が何となくゴロゴロして、やたら痒い。
今年は花粉のアレルギー症状が出そうな気配です...いや、もう出てるか...

さて、3月と言えば卒業シーズンです。
卒業と言えば、「卒業旅行」ですよね。
そこで、一足先に日帰りで楽しめる海外旅行(体験)に行ってきました。
たった1日で、何か国も体験できる凄い場所があるんです。

それが、愛知県犬山市にある「野外民族博物館リトルワールド」です。

今日は、そのリトルワールド体験記をブログにしてみました。
子供の頃TVで、リトルワールドのCMが流れていた記憶がありますし、
存在自体は昔から知っていましたが、いった記憶がないので、
多分今回が初めてじゃないかと思います。

入場してすぐのところに資料館があり、
中に入ると、世界中の人々の笑顔が迎えてくれます。

言葉はもちろん、文化、ライフタイルも全然違うんでしょうけど、
人の笑顔は世界共通で、見ている側も笑顔にしてくれますね。

ちなみにこの資料館は、めちゃくちゃ見応えあって、
人類の起源や衣服の起源、いろんな国の風習などを記録した、
ドキュメント映像や展示物が至る所にあり、
じっくり見るとこれだけで本当に1日終わります。
私もキリンの狩りに密着した動画に見入ってしまいました。
銃は無く、弓で毒矢を放ち、何日もかけて後を追い、
弱ったところを仕留めるという...
食料調達は、買い物ではなく狩りなんですよね。
世界には、ホントいろんな日常がありますね。

まだまだ話したいですが、きりがないので、
資料館はこれくらいにして、ワールドツアーの方に移ります。

リトルワールドでは、23国・地域、31棟もの屋外展示があります。
この屋外展示は、その国・地域の家が、実際に建築されています。
建築に携わるものとして、非常に興味深いものでした。

その国の気候に合わせた工夫がされている、印象的な建物を1つご紹介します。

西アフリカのカッセーナと言われる農耕民族の家です。

入口がめちゃくちゃ低い...腰くらいの高さしかありません。
でも、中に入るとこんな感じです。

一段下がっていて、外からは想像できないほどの広さでした。

低い入口は、外の暑い空気が中に入ってこないようにする工夫で、
半地下式の床にすることで、さらに涼しくすごせるようです。

このほかの展示物(建物)を見ても、どれも興味をそそるものばかりで、
それっぽく造ってみたというレベルではなく、
現地の職人さんを招いて建築したり、材料も現地のものを使用していたり、
造り込みに本気度がこもっていました。

展示物の周辺には、その国や地域の食に触れることができるイートインもあり、
ワニ肉やカンガルーの肉、トムヤムクン、ソーキそば、フランクフルト等、
いろんな国の食文化を堪能することができます。

ちなみに私が堪能した食のごくごく一部です。

沖縄そば、ワニ・カンガルー・エミューの串3本セット、オソ(山芋揚げ)、団子
その他色々と...お腹に限界がくるまで詰め込みました。

衣・食・住の必要性は世界共通認識ですが、その内容まで突っ込んでみると、
大きな違いがあって驚かされます。

建物は全部まわりましたが、食べ物は全部食べ切れていないので、
機会あればまた行きたいと思える場所です。
卒業シーズンに皆さんも小さな世界旅行に行ってみませんか。