小さな世界旅行
皆さんこんにちは。旅する営業スタッフNです。
週によって真冬だったり、初夏並みの気温だったり、着飾るに忙しい3月ですね。
それにしても、目の中が何となくゴロゴロして、やたら痒い。
今年は花粉のアレルギー症状が出そうな気配です...いや、もう出てるか...
さて、3月と言えば卒業シーズンです。
卒業と言えば、「卒業旅行」ですよね。
そこで、一足先に日帰りで楽しめる海外旅行(体験)に行ってきました。
たった1日で、何か国も体験できる凄い場所があるんです。
それが、愛知県犬山市にある「野外民族博物館リトルワールド」です。
今日は、そのリトルワールド体験記をブログにしてみました。
子供の頃TVで、リトルワールドのCMが流れていた記憶がありますし、
存在自体は昔から知っていましたが、いった記憶がないので、
多分今回が初めてじゃないかと思います。
入場してすぐのところに資料館があり、
中に入ると、世界中の人々の笑顔が迎えてくれます。
言葉はもちろん、文化、ライフタイルも全然違うんでしょうけど、
人の笑顔は世界共通で、見ている側も笑顔にしてくれますね。
ちなみにこの資料館は、めちゃくちゃ見応えあって、
人類の起源や衣服の起源、いろんな国の風習などを記録した、
ドキュメント映像や展示物が至る所にあり、
じっくり見るとこれだけで本当に1日終わります。
私もキリンの狩りに密着した動画に見入ってしまいました。
銃は無く、弓で毒矢を放ち、何日もかけて後を追い、
弱ったところを仕留めるという...
食料調達は、買い物ではなく狩りなんですよね。
世界には、ホントいろんな日常がありますね。
まだまだ話したいですが、きりがないので、
資料館はこれくらいにして、ワールドツアーの方に移ります。
リトルワールドでは、23国・地域、31棟もの屋外展示があります。
この屋外展示は、その国・地域の家が、実際に建築されています。
建築に携わるものとして、非常に興味深いものでした。
その国の気候に合わせた工夫がされている、印象的な建物を1つご紹介します。
西アフリカのカッセーナと言われる農耕民族の家です。
入口がめちゃくちゃ低い...腰くらいの高さしかありません。
でも、中に入るとこんな感じです。
一段下がっていて、外からは想像できないほどの広さでした。
低い入口は、外の暑い空気が中に入ってこないようにする工夫で、
半地下式の床にすることで、さらに涼しくすごせるようです。
このほかの展示物(建物)を見ても、どれも興味をそそるものばかりで、
それっぽく造ってみたというレベルではなく、
現地の職人さんを招いて建築したり、材料も現地のものを使用していたり、
造り込みに本気度がこもっていました。
展示物の周辺には、その国や地域の食に触れることができるイートインもあり、
ワニ肉やカンガルーの肉、トムヤムクン、ソーキそば、フランクフルト等、
いろんな国の食文化を堪能することができます。
ちなみに私が堪能した食のごくごく一部です。
沖縄そば、ワニ・カンガルー・エミューの串3本セット、オソ(山芋揚げ)、団子
その他色々と...お腹に限界がくるまで詰め込みました。
衣・食・住の必要性は世界共通認識ですが、その内容まで突っ込んでみると、
大きな違いがあって驚かされます。
建物は全部まわりましたが、食べ物は全部食べ切れていないので、
機会あればまた行きたいと思える場所です。
卒業シーズンに皆さんも小さな世界旅行に行ってみませんか。