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干支の雑学

2025/01/17

皆さんこんにちは。2025年初のスタッフNです。
今年もよろしくお願いします。

年が明けて半月ほど経ちましたが、年末年始はゆっくり過ごせましたか?
N家はゆっくり過ごすというか、安静に過ごしました...
年末に長男インフル、父親コロナ、年明けに母親コロナと...
私と末っ子は一足先にインフルを終えていたので、静観しておりましたが、
インフルB型が例年より早く増えているようなので、気を付けましょう。
という情報発信をしたところで、今年最初のネタは、「干支」についてです。

2025年は「巳(へび)年」となります。
「干支」と言うと、ね・うし・とら・う・たつ・み・...といった、
十二支をイメージされる方が多いと思いますが、
正確には十二支と十干(じっかん)を組み合わせたものを干支と言うようです。

十干とはあまり聞きなれない言葉ですが、身近でも使われていて、
甲・乙・丙って聞かれた事ありませんか?
これが十干で、「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・葵」と10の要素の順列で、
もともと中国で1から10(0から9)まで数えるために使われた言葉との事です。

十干と十二支を組み合わせた干支は、甲子・乙丑・丙寅といった感じで、
全部で60種類あります。

上図のように、甲子生まれの人は、60年かけて再び甲子に戻ってきます。
還暦(60歳)は、自分が生まれたときの干支に戻ってきたという事です。

余談ですが、
高校球児が目指す夢の舞台「甲子園」は、
1924年の「甲子」の年に完成したので、「甲子園」と名付けられたようです。

ちなみに今年は5種類ある巳年のなでも、「乙(きのと)巳(み)」の年に該当します。

乙(きのと)は、十干の2番目で「木」の要素を持ち、
草木がしなやかに伸びる様子や、横へと広がっていく意味を持ちます。
また巳(み・へび)は、神様の使いとして大切にされてきた動物で、
脱皮を繰り返すことから、不老不死のシンボルともされております。
そのため乙巳(きのとみ)の年は、
「再生や変化を繰り返しながら柔軟に発展していく年」と言われているようです。

それにしても、「乙(おつ)」がなんで「きのと」と読むのか...
凄く複雑なんですけど、調べたので一応ご説明しておきます。

十干は、「万物は木・火・土・金・水の5種類の元素からなる」という、
五行思想にも繋がっています。
1 十干を二つずつに区切って五行を当てはめる。
2 五行にはそれぞれに陰と陽があるので、陰と陽を当てはめる。
3 「陽=兄(え)」とし、「陰=弟(と)」とする。
言葉で説明すると理解しがたいので、①~③をまとめるとこんな感じです。

という事で「乙巳(きのとみ)」と読むようですが、
「乙」を訓読みすると「きのと」になる理由がこれでした。
確かに、他の言葉もひらがなで入力して変換すると、
それぞれ該当の十干に変換されます。

もっといろいろ調べたんですけど、
奥が深すぎるので、これ以上披露するのはやめておきます...

さてさて、2025年はどんな年になる事でしょう。
皆さんにとって、私たちフラリカにとって、
柔軟に発展していける一年になる事を願い、新年のご挨拶とさせて頂きます。
あらためまして、今年もよろしくお願い致します。