干支の雑学
皆さんこんにちは。2025年初のスタッフNです。
今年もよろしくお願いします。
年が明けて半月ほど経ちましたが、年末年始はゆっくり過ごせましたか?
N家はゆっくり過ごすというか、安静に過ごしました...
年末に長男インフル、父親コロナ、年明けに母親コロナと...
私と末っ子は一足先にインフルを終えていたので、静観しておりましたが、
インフルB型が例年より早く増えているようなので、気を付けましょう。
という情報発信をしたところで、今年最初のネタは、「干支」についてです。
2025年は「巳(へび)年」となります。
「干支」と言うと、ね・うし・とら・う・たつ・み・...といった、
十二支をイメージされる方が多いと思いますが、
正確には十二支と十干(じっかん)を組み合わせたものを干支と言うようです。
十干とはあまり聞きなれない言葉ですが、身近でも使われていて、
甲・乙・丙って聞かれた事ありませんか?
これが十干で、「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・葵」と10の要素の順列で、
もともと中国で1から10(0から9)まで数えるために使われた言葉との事です。
十干と十二支を組み合わせた干支は、甲子・乙丑・丙寅といった感じで、
全部で60種類あります。
上図のように、甲子生まれの人は、60年かけて再び甲子に戻ってきます。
還暦(60歳)は、自分が生まれたときの干支に戻ってきたという事です。
余談ですが、
高校球児が目指す夢の舞台「甲子園」は、
1924年の「甲子」の年に完成したので、「甲子園」と名付けられたようです。
ちなみに今年は5種類ある巳年のなでも、「乙(きのと)巳(み)」の年に該当します。
乙(きのと)は、十干の2番目で「木」の要素を持ち、
草木がしなやかに伸びる様子や、横へと広がっていく意味を持ちます。
また巳(み・へび)は、神様の使いとして大切にされてきた動物で、
脱皮を繰り返すことから、不老不死のシンボルともされております。
そのため乙巳(きのとみ)の年は、
「再生や変化を繰り返しながら柔軟に発展していく年」と言われているようです。
それにしても、「乙(おつ)」がなんで「きのと」と読むのか...
凄く複雑なんですけど、調べたので一応ご説明しておきます。
十干は、「万物は木・火・土・金・水の5種類の元素からなる」という、
五行思想にも繋がっています。
1 十干を二つずつに区切って五行を当てはめる。
2 五行にはそれぞれに陰と陽があるので、陰と陽を当てはめる。
3 「陽=兄(え)」とし、「陰=弟(と)」とする。
言葉で説明すると理解しがたいので、①~③をまとめるとこんな感じです。
という事で「乙巳(きのとみ)」と読むようですが、
「乙」を訓読みすると「きのと」になる理由がこれでした。
確かに、他の言葉もひらがなで入力して変換すると、
それぞれ該当の十干に変換されます。
もっといろいろ調べたんですけど、
奥が深すぎるので、これ以上披露するのはやめておきます...
さてさて、2025年はどんな年になる事でしょう。
皆さんにとって、私たちフラリカにとって、
柔軟に発展していける一年になる事を願い、新年のご挨拶とさせて頂きます。
あらためまして、今年もよろしくお願い致します。