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「モミの木」のはなし

2024/11/29

皆さん こんにちは!「Fularika」スタッフKです
秋がとてつもなく短くて とうとう冬の気候になりました
布団から出にくい季節到来です
空気が澄んで 陽も傾き 朝晩の車の運転には眩しい限りですが
朝陽や夕陽 そして星空もこの上なくキレイにみえるので良しとしましょう!

そうそう 庭仕事が捗る季節でもあります
以前(1年前かな)紹介した庭の「サトウカエデ」の隣に
少々育ち過ぎた紫陽花が二株
このたび お山に引っ越していただくことになり
空いたスペースに石積みをして
鉢植えで育てていたオリーブの木を地植えにすることにしました
この冬の間に完成すると良いのですが(笑)

空いた鉢に「モミの木」でも植えて
天然の「クリスマスツリー」と気取ってみようかと思いましたが
気を抜くと巨大になってしまうので思案中です

園芸店でもこの季節は「モミの木」の人気はなかなかで
すぐに売り切れるようです(この季節は割高ですが)
まぁ 前述の通り 買ったあとが大変なんですがね
本物のクリスマスツリーに憧れる気持ちはわかりますよ

「モミの木」にまつわる話で有名なのが
西洋では冬でも緑を絶やすことの無い常緑樹故の「永遠の命」の象徴
学名のAbies(アビエス)はラテン語で永遠の命の意味があるそうです
なんだかカッコいいですね!
本場の「クリスマスツリー」に使う樹は
日本の「モミの木」の近種である
「欧州モミ」とか「ドイツトウヒ」
日本の「モミの木」は家庭がもめるから庭に植えるな!
との俗説があるようですが 何だかカッコ良くないです(笑)

「モミの木」の材木は白くて加工が容易なので
身近なところで言えば
床板や腰壁、高級な棺桶、かまぼこの板 などに使われています
Kも何度か「モミの木」(樹種はドイツトウヒだったような)
の床板をお客様に使っていただいたことがあります
主要産地であるドイツ南部のシュバルツバルト(黒い森)の周辺には
鳩時計のメーカーさんがたくさんあります
鳩時計の材料はたぶん「モミの木」ですね(聞き忘れました)
ドイツで購入しても 日本の提携店で補修対応してくれますよ

常緑の枝は抗菌作用(フィトンチッド)に優れているので
冬の間 家の中に飾っておくのも頷けますね
使い終わったら薪にして暖を取るのです
これ書いていて思い出しました
Kは「ドイツトウヒ」の松ぼっくりを持っています
種もちゃんとついているので
発芽にチャレンジできるかも!
常緑の枝を適度な大きさにカットして鍋に入れ
ストーブに乗せると良い香りで室内が満たされます
抗菌作用が増しますよ 是非試してください!

皆さん 今年の「クリスマスツリー」はどうされます?
本物? イミテーション?
ここまで説明したら本物買いますよね(笑)
楽しい季節の到来ですね

話戻りますが
庭仕事中は常に焚火も楽しんでいます
庭用の焚火台を追加しました(扉写真)
(基本田舎なのでわざわざキャンプ場で使いません)
庭いじりに飽きたら 薪を切りそろえたり 割ったり
椅子に腰かけて珈琲飲んだり 居眠りしたり
なかなか庭仕事捗りません
まっ このスロー具合もストレス解消方法のひとつですね

ちょっと小腹が減りまして…
外で食べるとさらに旨い(ちゃんと3分待ちます)

庭のメープルリーフ(サトウカエデ)も色付きました

さてさて そんなわけで
勢いで買ってしまったが どうしよう…な方々
不要になった「モミの木(本物に限る)」はKが引き取りますよ(笑)

「Fularika」ブランドはお客様の家づくりを応援いたします!
事務局または お近くの加盟店まで 是非 お問い合わせください
「永遠の命」をご自宅に使ってみるのもロマンチックじゃないでしょうか!