雪国の工夫
こんにちは。
スタッフMです。
11月も終わりを迎え、
12月が始まろうとしています。
なんだか月日が過ぎるのが早く感じます。
本格的に気温も下がりはじめますので、
皆さんお体に気を付けてお過ごしください。
先日私事ですが、諸事情で北海道に行ってきました。
(ちなみに日帰りです笑)
観光目的で行ったわけではなかったので、
キャリーケースをもって旅行に来ている方を見ると、
羨ましい気持ちでいっぱいでした。
肝心の天気は大雨と暴風。
行きも帰りも飛行機が飛ぶのが危うい状況でした。
行くタイミングが悪かったですね、、、
幸いなことにまだ雪が降っていなかったので、
一安心でした。
レンタカーを借りて運転していると、
縦型の信号機に停止線位置を示す標識。
雪が降っても車を運転している人が事故をしないようにと、
雪国ならではの工夫に関心をしていました。
道路以外にもふと気になったことがありました。
雪国の家は私たちの地域とはどう違うのか。
ぱっと見普通の家と何ら変わりはありませんが、
北海道の家には特徴がありました。
全ての家がそうというわけではないのですが、
屋根が「平ら」ということ。
私が行った地域は平らな屋根が多いように思いました。
私たちが住んでいる愛知県東部では平らな屋根はあまり見かけることが少ないので、
物珍しく思い少し調べてみると、
陸屋根・無落雪屋根とも呼ばれています。
では、一体どうやって雪を落とすのでしょうか。
屋根の仕組みとしては、
陸屋根とは呼ばれていますがてっぺんが真っ平というわけではありません。
屋根の中心に向かってわずかに傾斜をつけ、
雪を地面に落とさせないようにしているそうです。
(イメージはV字です(笑))
屋根に雪を積もらせて、
太陽の熱で溶かし雪水を屋根の中心のVのところに集めて、
排水口から外に出すという仕組みです。
三角屋根の用に傾斜をつければ雪が落ちやすくて良いのではと思っていました、、、
しかし近年落雪による死亡事故も少なくはありません。
その落雪事故を防ぐための屋根が「陸屋根」になります。
ここらの地域ではあまり雪が降ったり積もったりということが無いため、
「陸屋根」のように変わった屋根を見かける事はありません。
北海道に行った際周辺の屋根に注目してみてください!
もしかしたら新しい発見ができるかもしれません、、、
雪国で主流の屋根を先ほどご紹介しましたが、
屋根には様々な種類があります。
それぞれメリット、デメリットはありますが、
私たちが暮らしやすい空間作りに大きく関わってくるものになります。
お家づくりで悩み事やご希望がある方は。
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