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2025年省エネ基準適合義務化の話

2024/10/04

こんにちは 「Fularika」スタッフKです。

ようやく朝晩だけ涼しくなりました
もう10月ですよね?
Kは10月1日から衣替えしてしまいましたが あっ 暑い…
日本は間違いなく亜熱帯化していますね
そうそう彼岸花はちゃんと季節を守っていました
不思議ですよね(笑)

さて 今回は既に皆様もご存じかと思いますが「2025年省エネ基準適合義務化」について簡単なお知らせを掲載させていただきます

2021年から始まっている「省エネ性能の説明義務化」ですが いよいよ来年(2025年)からは「省エネ基準適合義務化」が始まる予定です
※過去に見送られたケースがありますが 専門家の方々の見解では今回は間違いなく行われるだろうとの事!
いわゆる断熱等級4がこれからの最低基準で
2030年には断熱等級5(ZEH基準)への引き上げも予定されています

ちょうど読みやすい漫画資料が国土交通省から出ていましたのでご参考に!
報道発表資料:待って!家選びの基準変わります
~省エネ基準の適合義務化に向けて広報漫画を好評につき追加配布します!~ – 国土交通省 (mlit.go.jp)

詳しく書くと長すぎるので 資料に頼ります(汗)

前回のKのブログで樹脂サッシの普及率をお知らせしたのですが
今回の法改正で普及率のさらなる拡大に繋がることは必至ですね!

義務化によるメリットはたくさんあると思います
個人レベルで物事をとらえると
エネルギー消費を抑えることは 単純に生活費を抑えることになります
しかも快適な生活(冷暖房の整った)を保っての上です

デメリットは建築費の高騰!

個人的に懸念していることがひとつ

義務化の前に建ててしまえば逃れられる(先の建築費の高騰)等の理由で
住宅を建てる、購入する事。
実は落とし穴があります「住宅ローン控除」です
住宅の購入に際し 住宅ローンを利用される方は多いと思いますが
税制上の優遇措置「住宅ローン控除」はとても助かる制度
しかし住宅の断熱性能に沿った段階制度があり上限が定められています


国土交通省住宅局2023.6.16配布資料より

控除が受けられる住宅は「省エネ基準適合住宅」から上!
つまりこれに満たない住宅はローン控除すら受けられないという事
そして感覚的な表現になるかもしれませんが
せっかくの新築住宅が来年の春には古い基準の家になってしまう…

大事なマイホーム 様々な悩み事が付きまといますが 法律や制度をしっかりと理解できる環境づくりが大事なのかもしれません

Fularika”MORI NO IRO”はもちろん「2025年省エネ基準適合義務化」に対応していますので 事務局並びに加盟各店までお問い合わせください!