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IoTの時代

2024/09/20

みなさんこんにちは。
長年愛用していたスマートウォッチが壊れ、落込み中のスタッフNです。
あったら便利と思い購入しましたが、今では必須アイテムになっていたようで、
いざなくなると、不便で仕方ないんです。
次どうしようかな...

あったら便利、ないと困るという基準は人によって違うかと思いますが、
みなさんが、現時点では、あったらいいけど、なくても別に...
と思われているものも、
近い将来、ないと不便なものになっているかもしれません。

今日ご紹介するのは、まさにその「あったら便利」なもの、
LIXILさんの「ライフアシスト2」という、スマホと家をつなげるシステムです。
数年前から徐々に「IoT」を取り入れた住宅が増えてきました。
Internet of Thingsの頭文字ですが、簡単に言えば、モノのネット化です。
「OK グーグル」「アレクサ」と、スマートスピーカーという、
専用スピーカーに向けて話しかけると、
疑問に答えてくれるようなCMを見たことはないでしょうか。
「ライフアシスト2」は、スマートスピーカーやスマートフォンと住宅設備機器を、
リンクさせる機器となっており、対応した設備機器を登録しておくことで、
お手元のスマホで外出先からでも、エアコンやお風呂の準備、玄関の施錠確認、
照明のON/OFF等、色々な事ができます。

担当者さんがデモ機をもってきて、プレゼンしてくれました。

住宅のネット環境を再現した状態です。
「おはよう」という名称で、あらかじめシャッターが開く設定にしてあります。
この状態でスマートスピーカーに向かって、
「OKグーグル、おはようをONにして」と言うと、

こんな感じで、シャッターが開きました。

こういったことがスマホでも出来ます。
別に自分で開ければいいことかもしれないですし、
照明もエアコンも湯張りも、動けばいい事ですが、
設定次第でめちゃくちゃ便利になります。

例えば「行ってきます」と言う名称で、
家じゅうの照明をOFFにする設定をしておくと、
出かけるときに、いちいち部屋の電気を確認してまわることも無く、
「OKグーグル、行ってきますをONにして」と言えば、
一気に電気が消えるので、消し忘れもなく安心して外出できます。

便利だけではなく、安心もあり、見守りカメラを接続しておくと、
留守中の室内の様子も確認できます。
子供が帰ってきたこともわかるし、カメラを通じて会話もできるので、
夫婦共働きですと、安心の機能ですよね。

最近の住宅設備には、こうした機能が標準的についている機器も多く、
モノとネットの関りが非常に強くなっています。
私は住宅業界10年くらいですが、この10年でもかなり変わりました。
どこまで進んでいくのか楽しみですが、
便利になりすぎると、きっと今度は不便を楽しみたくなるんだろうな...
なんて思ったりもします。ホントに人って不思議ですよね。