断熱性能と血圧
みなさんこんにちは。 健康スタッフNです。
先日、全国健康保険協会から指導員の方がお見えになり、
(4回目の)特定保健指導を受けました。
という事で、今日は自身に絡めた健康をネタにしようかと。
今回の保健指導は結構自信ありです。
健康診断の1ヶ月ほど前から実施していた減量を、
今もなお継続していて、10キロ落ちています。
その10キロに、事務所のメンバーは誰も気がつかないという、
寂しい現実はありますが、健康診断を受けた時期に比べ、
かなり体重が変わっていますし、腹囲もスッキリしてきました。
指導員の方も、いろいろな数値をみて、
「きっと今測ったら全然平気になってると思う」と、べた褒め。
130を超えていた血圧も、
「病院で測ると緊張で少し上がっちゃうから、今だったらきっと下がってますよ。」と。
私もまんざらでもなく、「やっぱりそう思っちゃいます?」ドヤ顔状態です。
この後の一言で、ピンチが訪れるとも知らずに...
「あっ、血圧計持ってるんだった」
いいのに... 持ってなくて...
この測定結果は、後の会話に大きな影響を与えるのでとても重要。
もし130を超えていると、べた褒め指導員さんが気まずくなってしまう...
どうしよう...落ち着け...
平常心を保とうとすればするほど、
焦ってしまい、心拍数の上昇を感じます。
なんなら病院で測るより、はるかに緊張しています...
そんなドキドキで測定しましたが、結果104
低っ!! そんなに下がりますかね...
まぁ、誰も気まずい思いをしなくて良かったです。
前置きが長くなりましたが、
この血圧が、住宅性能に関わっていると言われています。
寒くなると体温を逃さないように、血管が収縮することは医学的に証明されており、
血管が収縮すると、血圧は自然と高くなってしまうことからも、
断熱性能と血圧には、大きな関連性があることがわかります。
こんな興味深い調査結果を見つけました。
断熱性能の高い家では、床から1.1m(着座時)の高さと、
床から10cm(足元付近)の高さの温度差は、
0.5℃~2℃程度しかないのに対して、
断熱性能の低い家では、その温度差が激しく、
足元付近の温度が5℃~10℃程度も低かったのです。
断熱性能の低い家だと、
同じ部屋でも、温度にかなりのムラがでることがわかります。
ちなみに、この頭付近と足元付近の温度差は、
血圧にこんな影響を与えているようです。
頭付近の温度差が血圧に与える影響に比べて、
足元付近の温度差が血圧に与える影響の方が、
はるかに大きい事がわかります。
「頭寒足熱」というように、下半身には大きな筋肉や、
血流の集まるポイントが、点在しているので、
足元の冷えは体調不良にも繋がるんです。
以上の事から、行きついた結論は、
私の高血圧は、食生活のせいではなく、
築40年近いの家の影響であると(都合よく)理解しました。
という事は、今までのように食べていいんですよね?