無垢床のキズ補修実験結果
みなさんこんにちは、天才肌のスタッフNです。
さて、いよいよ今回は、無垢床の傷がどうなったのか...
実験結果の発表です。
前回はこの状態で終わっています。
傷の上に置いたティッシュに、水をたぷたぷに含ませて、指で形を整えた状態です。
と、このときスタッフNは閃きました。
どうせならお湯にしようと思い、
たぷたぷのティッシュをギュッと握りしめて、一旦水気を切りました。
そして再度ティッシュをセットして、ケトルのスイッチをON。
沸騰待ちの間、頭の中は、
「水じゃなくて、お湯にするあたり、我ながら天才的な発想だな...」
と、お湯より先に脳内はすでに沸いていました。
数分後、激しい湯気と共に、沸き上げ完了。
傷の上にセットしたティッシュに、天才だなと言わんばかりのニヤケ顔で、
熱湯をたぷたぷに注ぎ、指で形を整えて...
「あっっっつ!!!」 えぇ...沸騰したばかりですから...
天才的なポンコツぶりでしたが、少し冷ましてから、
形を整えてようやく準備完了となりました。
一晩寝かせて、翌朝。
それでは結果をご覧ください。
おぉぉぉ~。 歓声と拍手が聞こえてきそうです。
結構凄くないですか?
薄っすら残っていますが、元々キズがあった事を知らなければ、
完全にスルーしてしまうと思います。
という事で、今回は実験成功でしょう。
お湯にした意味があったかどうかは謎ですが...
ちなみに今回の床の樹種は「スギ」でしたが、
スギは比較的やわらかい樹種なので、傷がつきやすい反面、
修復もしやすいように思います。
オークなどの堅い樹種になると、修復力も落ちるでしょう。
無垢なら何でも、今回の実験結果のようになるとは限りませんので、
なるべく傷をつけないように気を付けましょう。
それでもついちゃうのがキズですよね...
その時は諦めずに、やけどに注意して試してみてください。