蚊取り線香のはなし

皆さん こんにちは！
「Fularika」スタッフKです。

梅雨明けの話題もチラホラと出始めた頃ですが 皆さんはどのようにお過ごしですか？
今年も酷暑が予想されていますが くれぐれもお気を付けください！

皆さんはご自宅内の防虫（特に蚊など）はどうされていますか？
住宅の気密化が進み 従来の蚊取り線香などは
締め切った室内には煙が充満するので使いにくい状況になっていますね
（煙の出方をコントロールできないのが要因ですね）
やはり主流はリキッドタイプを蒸散させるものか
少量の薬剤を噴霧するタイプでしょうかね

子供の頃には蚊帳（かや）と蚊取り線香の組み合わせを体験しました
窓は全開 防犯なんて二の次三の次状態だったのを思い出します
「家のつくりやうは夏を旨とすべし」
～家の作り方は夏を主とするのがよい～
吉田兼好の随筆「徒然草」第55段です
家作りに携わる人 特に高断熱・高気密住宅を
手掛ける人には特に有名な一節です（のはず）

家の作りやうは、夏をむねとすべし。
冬は、いかなる所にも住まる。
暑き比わろき住居は、堪へ難き事なり。
深き水は、涼しげなし。浅くて流れたる、遥かに涼し。
細かなる物を見るに、遣戸は、蔀の間よりも明し。
天井の高きは、冬寒く、燈暗し。
造作は、用なき所を作りたる、見るも面白く、万の用にも立ちて
よしとぞ、人の定め合ひ侍りし。

要は 冬はどんな環境でも住めるが
夏に建て方がよろしくない家は我慢できないよ
こんな感じですかね（最初のところだけですよ）

住宅を高断熱・高気密化してエアコンで快適に過ごす
現代の建物は夏も冬も快適に！が当たり前になってきていますね

でも昔は
冬は火を焚いたり寝具にくるまっていれば何とかなった
（もちろんある程度の我慢は必要）
でも夏はどうにもならなかったのでしょうね
夏を快適に過ごすアイディアって昔からいろいろある
風通しの良い家作りもそう　日よけの簾
玄関や庭の打ち水も
そうそう風鈴なんかも涼を呼ぶアイテム

開けっ放しの窓（戸襖）には防虫の蚊帳は必須のアイテム
時代に合わせて建物に合わせて防虫が変わるのも当然ですね！

しかしながら現代でも　外仕事にはアナログな蚊取り線香は主役級アイテム
扉写真のアウトドアテイスト満載の蚊遣り
直置きしたりタープに吊るしたりオシャレに使えそうです
合わせる蚊取り線香は
みなさんよくご存じの某メーカーではなく
林業家御用達のブランド
煙の量がハンパないので屋外専用なのですよ
高断熱・高気密住宅の室内使用はオススメ出来ませんのでご注意を！

個人的には庭仕事や焚火の時にも虫に悩まされないで
楽しめることを期待しています

さて 話変わりますが
以前にもお知らせしている「住宅省エネキャンペーン」の話題です

現在の進捗状況はこんな感じです

例年 秋には枠がなくなってしまう為
計画がある方はお早めに！
余談ですが この補助金制度を知らなくて建築を進めている方
条件さえクリアしていれば工事に着手していても
後から申請できますよ！
せっかくのチャンスですからお見逃しなく！
もちろん「FULARIKA」の新築・リフォームで検討していただける方
是非ご相談ください！