Blog
ブログ

彩時季 -9月- 前編

2022/09/02

皆さん、こんにちは!
「Fularika」スタッフKです。

今月も“MORI NO IRO”~OUTDOOR STYLE DESIGN~に
“こじつけて”野山をウロウロして撮った写真をお届けします。

今回は9月ということで初秋を彩る花を。
長くなりそうなので今回は前編・後編にわけてお届けします。
お付き合いの程、よろしくお願いします。

今回の扉写真は夏の余韻を残した初秋の高原です。
時間とともに空の青は蒼に変わり、やがて秋らしい茜色に染まっていく様を眺めるのは至福のひと時ですね。
背もたれが付いた椅子を取り出し、あたりが暗くなるまでゆっくりと過ごしてみたいなぁ
なんて、いつも思います。
ほんのわずかな時間なのに実現できない理由は…
ただの言い訳になってしまいますね(笑)

さて、皆さんは初秋と言うとどんな花を思い浮かべますか?
真夏の暑さがほんの少し和らぐと、様々な種類の花が息を吹き返すように咲き出すので、
初秋も花いっぱいの印象があります。

8月末から11月に掛けては「秋の七草」もその花影を届けてくれることでしょう。
七草って言うと、七草粥が頭に浮かぶと思いますが、粥に入れて食べるのは
「春の七草」だけで、「秋の七草」は鑑賞して楽しむものですよ。
知ってましたか?
知ってますよね(笑)

この時季に街路や郊外で目にしやすい花と言うと
コスモス、キンモクセイ、ヒガンバナ、ダリア、サルスベリかな。
四季咲きのバラもこの季節、宿根草のアメジストセージ、ルドベキア、エキナセアなども
お洒落さんな庭にはおなじみになりましたね。


我が家のシンボルツリー、ギンモクセイ(銀木犀)の花

この時期には様々な場所で甘美な香りに出会います。
三大香木のひとつ、秋を告げるキンモクセイですね。

よく見かけるキンモクセイはギンモクセイ(単にモクセイとも言います)の亜種。
モクセイの花はキンモクセイに比べて香りはやわらかく、花色も薄い黄色から白色。
一般的にはモクセイは秋にしか花をつけないのですが、我が家のは春にも花をつける珍しい四季咲きモクセイ。
しかもそれぞれの季節に花をつけ満開になると数日後には一斉に散って、また数日後に花をつける都合4回咲く超変わり種。
同じの見たことあるよ!うちのもそうだよ!って方いたら教えて下さい。
私は自宅以外で見たことも聞いたこともないのでメチャ興味あります。
ちなみに樹齢は60年程度だと思います。樹高10mほどの大木(モクセイにしては)です。


車に降り積もったモクセイの花

散った花が庭を埋め尽くす様はとても美しいのですが掃除が大変です。
当然青空駐車の車にも散り積もります。
特に払うまでもなく走るので、花びらをまき散らしながらカッコよく走れますよ。
(ほんとはマナー違反なのでしょうが私道なのでお許しを!)

<つづく>

次回は月曜日にお届けします。