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彩時季 -8月-

2022/08/05

皆さん、こんにちは!
「Fularika」スタッフKです。

個人的な趣味ですが、MORI NO IRO~OUTDOOR STYLE DESIGN~に
“こじつけて”野山をウロウロして撮った写真や、
アウトドアテイストなMONOをご紹介できたらいいなと思っています。

初回は
夏を代表する花のひとつ「ユリ」がテーマです。
初夏から初秋にかけての山には様々な種類の「ユリ」の花が咲きます。
日常でよく目にする自生種は
テッポウユリ、オニユリ、ヤマユリくらいかな
郊外の道路脇にも薫り高く咲いています。
その他には高原に咲く花で有名なニッコウキスゲや
草むらにひっそりと佇むノカンゾウなんてのも同じユリ科の花ですね。
さらに園芸種になるとホントに多種多様ですよね
誰でも知っていそうなメジャーな「ユリ」は「カサブランカ」かな
純白の白い花
花嫁のブーケと言ったら「カサブランカ」のイメージがあります。
年齢的な谷間なので最近は結婚式に出向くこともなく
ブーケのトレンドは?です。
誰かこっそり教えて下さい!

豆知識をひとつ
「カサブランカ」は明治時代に日本から輸出されたユリからできたそうです。
元となったユリのひとつは伊豆諸島に自生する「サクユリ」
別名「タメトモユリ」
タメトモ語源は平安末期の武将 「源為朝」です(為朝は、父 為義の八男)
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」でおなじみ「頼朝・義経兄弟」の叔父さんです。
※ドラマには登場していませんよ
伊豆大島に流罪ののち自害、剛勇無双で剛弓の使い手だったそうです。
伊豆諸島で為朝を偲んで名付けられたとのこと。
「源 義経」は八男だったらしいのですが、源氏の勇者に遠慮して
「源”九郎”義経」と名乗ったと、以前に読んだ本に書いてありました。
遠慮した義経は「為朝」を超える源氏の勇者になりましたね!
なんだかおもしろいです。

いつもの大河ドラマは全体の三分の一くらいで力尽き見なくなってしまいますが
今回は三谷脚本であること、土地勘がある場所が多いせいか楽しんで見ています。
ドラマ本編は13人の合議制崩壊が進みダーク感強めに
登場人物多いから梶原景時みたいにナレ死も量産か?なんて
いまのところ毎週日曜20時はテレビの前な私です。
皆さんはどうでしょうか?

さて、今回の一枚目の写真は鬼百合(オニユリ)
二枚目の写真は鹿の子百合(カノコユリ)
両方とも八ヶ岳の明るい日差しが差し込む広葉樹の森で見つけました。

上の写真は霧ヶ峰の八島湿原で撮影した鬼百合(オニユリ)

ふと分け入った森の中で「ユリ」の香りを含んだ風に晒されると
連日の猛暑疲れも少しは癒されるかも。

夏の行楽の際には森の散策も良いですよ!
Outdoorなのでそれなりの準備と心構えをお忘れなく
最初は整備されたところからがおすすめです!